将来やりたいことが決まらないから進路を決められない。
「やりたい仕事」「なりたい自分」がわからず、何か行動すべきなのはわかっているけど、自分がどうなりたいかわからないから何をすべきかわからない。
そんな経験をしていませんか?
私自身もそうでした。そんな人にぜひ読んでほしい本が『君と会えたから……』です。

この記事は以下の人におすすめ!
・やりたいことがわからない人
・未来を思い描けない人
・すでに夢がある人
今やりたいことが決まっている人にもやる気をガンガン起こしてくれるので記事を読んで興味がわけば手に取ってみてください!!
ちなみに私はAmazon primeに入っているので、Kindleでタダで読めちゃいました。↓(2021/5/29現在)
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あらすじ
将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは……
『君と会えたから……』より
ストーリーと共に教えを書いているので、本のカテゴリは「ビジネス・実用」になっているみたいです。ただ、小説仕立てで非常に読みやすく2時間もあればサッと目を通せると思います!
TAKEリストとGIVEリストを作る

この二つのライフリストを作ると、本当に自分がやりたいことが見えてきます。
TAKEのリスト
TAKEリストには、人生において達成したいと思えることを全て書きだしましょう!行ってみたい場所ややってみたいこと、実現したい夢や就いてみたい職業など。
全てが叶うとしたら何をしたいか?を軸に、一度きりの人生で死ぬまでにはやっておきたいと思えることをできるできないを一切考えずに遠慮なく書き出すこと!

いくつ書けましたか?
こういうの学校の授業でした気がしますね♪
人生で約束されているのは人は必ず死ぬということだけ。『絶対できる』と信じて行動し続ける人だけがリストを叶えられるのです。
では何に向かって行動すればいいのか?が今回の記事のテーマでしたね。
職業は夢ではない
おそらく、みなさんは子供の頃からいろんな大人に「大人になったら何になりたいの?」「将来の夢はある?」と聞かれてきたと思います。
そこで例えば「プロ野球選手」になりたいと答えていたとしたら、「プロ野球選手」になって自分は何を手に入れたいと思っていたのかを考えてみてくだい。
有名になりたいのか、好きなことで稼ぎたいのか、モテたいのか、人々に勇気を与えたいのか…
ある職業に就くということは、自分の夢を実現するための一つの手段を手に入れるということでしかない
『君と会えたから……』位置No.984
逆になりたいものが転々として、特に決まってなかったよって人は、それらの職業の中に共通する何が良いと思っていたのかを思い出してみてください。
その場しのぎでなんとなく答えていたことだとしても、そこに必ずあなたの個性があります。
そこにヒントは隠されているはずです!
GIVEのリスト
続いてGIVEリストです。
GIVEリストでは自分の人生の中で他の人にやってあげたいことを書いてみましょう!今日できる人にしてあげたいことと、将来的に人にしてあげたいことなど。
TAKEリストは大きな夢ばかりが書かれていて何をすればいいかわからないけれど、GIVEリストは人の役に立つための行動なので実現しやすいと思います。
GIVEのリストを実現するような毎日を送ることによって、TAKEのリストも同時に達成できるようになる。なぜなら
人から何かをもらうのは、先に自分がその人のために何かをしたときだけだからです。

成功するためには人の助けは必要だもんね!だからまずは自分から!
お金を儲ける=ありがとうを集める

本書の教えの中で、円をありがとうに変えて読んでみようというものがありました。
チーズバーガーひとつは180円で買えます。けれどチーズバーガーを作るために牛や小麦粉や玉ねぎやパンを頑張って育ててくれた人たちがいます。
だから180ありがとうが、少しずつ分散してお金としてその人たちに返っていくのです。
つまりこう考えることができますね。
欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのではなく、それに携わった人に『ありがとう』を届けている
この考え方を持てると、お金を儲ける時の考え方も変わってきます。
儲ける方法を考えるのではなく、『ありがとう』をもらえる方法を考えて動いてみよう!と思うときっといろんなアイデアが浮かんできます。
アルバイトでも「時給」というシステムの中いくらもらうためにあと何時間耐えなければならない…と嫌々働くよりも、
もっと『ありがとう』をもらうためにを考えて行動できる人の方が将来的に成功できる、というわけです。

綺麗事のようにみえて的を得てるかも…
まとめ
本書では、これらの教えも含めて全部で7つの教えが書かれています。
普段から難しめの自己啓発本を読んでいる人には、少々物足りないかもしれませんが、新しい視点で物事を捉えられる学びを多く得られると思います!
特に進路で悩んでいる高校生や大学生のうちに一度は目を通して欲しいです。
私たちはなんでも自由にしたいことをできるなら、やりたいことはたくさんあるけど、どうせ叶わないだろうしと諦めて無難な職業を一つむりやり選んでしまいます。
その職業の中で、自分が本来目指していたことを叶えられるかもしれないし、また新たな選択肢がみえるかもしれません。
明日がくる保証は誰にもないのです。最後に引用を用いてこの記事は終わりにしたいと思います。
すべてがうまくいくとしたら、絶対に欲しいものが手に入るとしたら、と考えた時にでてくるものこそが、
あなたの本当のしたいことであり、必ず達成できるゴールだ。むろん夢を抱くだけでは、どんなに強く思っていても達成などできない。
大切なのは行動だ。
もちろん、とてつもなく大きな夢を三日で達成するのは難しいだろう。
大きな夢なら、それを達成するために必要な時間もまた多くなる。
しかし、手に入らないものではない。
私たちの未来の夢は、絶対に手に入ると狂おしいほどに信じて、それに向けて情熱を絶やさず行動を繰り返す限り、それがどんなに大きな夢であっても、必ず達成されることが約束されている約束の地であり、
それを確率の低いものに変えてしまっているのは、
冷静な分析と称して行動することもなく、
頭の中で繰り返される消極的な発想に他ならない。
『君と会えたから……』位置No.245